その他の検査
精子DNA断片化補助検査
精子DNA断片化補助検査(SDF(sperm DNA fragmentation)検査)
主に体外受精を行う方に対する、精液の検査です。
精子のDNAに損傷(断片化・フラグメンテ―ション)があると、胚(受精卵)の質にも影響がでることが示唆されています。
本検査は、精液中に断片化したDNAを有する精子がどのくらい含まれるか、ということを調べる検査です(原精液)。
特に、体外受精において、精液の処理過程で行われる遠心分離法によりDNAが損傷(断片化)することがあり、損傷した精子数が多くなれば、受精した胚の胚質に影響を与える可能性が高くなります。
遠心分離後の精液に本検査を行うことで、遠心分離法による影響を受けることがないか確認することができます(遠心分離後検査)。
検査は、三重大学病院への委託検査となります。精液をお預かりし、当院で調整後、三重大学病院へ輸送し本検査を行います。検査結果は2週間ほどでわかります。
SDF検査料金(患者さん一人当たり)
料金(税込) | |
1検体(原精液・遠心分離検査後ともに) | ¥30,800 |
- ※三重大学病院への検査代含む