手術治療
子宮鏡検査
子宮鏡検査
検査の内容、目的
細く柔軟な子宮鏡を使用して子宮内の状態や卵管の入り口の状態を観察します。
子宮内膜ポリープがあれば保険診療にて同時に切除を行います。
検査を行う時期
月経が終わってから排卵日までの時期に行います。
月経のような出血があっても妊娠していることがあるため、検査までは避妊をお願いします。
麻酔
子宮内や卵管口を観察する検査のため、麻酔なしで行います。約10分程度で終了します。ご希望の方は静脈麻酔で行い、ほぼ眠っている間に終了することも可能です。事前にご相談ください。なお、麻酔をご希望の方でも、アレルギーや喘息など麻酔にリスクがある方は局所麻酔と鎮痛剤併用で行う場合があります。入院は必要なく日帰りで処置可能です。
副作用
検査後、腹痛や少量の出血、腹腔内感染が生じることもあります。
当検査において、子宮穿孔を起こす報告がまれにありますが、検査中の合併症はめったにありません。
子宮鏡検査の流れ
- 予約
- 事前の診察で医師より説明があり、同意書を作成します。
月経が開始したら患者さんご自身で電話でのご予約をお願いいたします。
月経少量~月経12日目にご予約をお願いいたします。
- 当日
- 10:30頃にご来院をお願いいたします(日帰り)。
1階で受付後に2階リカバリールームにご案内いたします。
リカバリールームで着替えていただき、問診表確認、静脈路確保を行います。
当検査は起きた状態で一緒に画像をご覧いただきながら行います。
術後リカバリー室でお休みいただき、術後当日の注意点説明、次回の受診について説明を行います。
- 帰宅
- 薬剤師による投薬があります。
お会計をお願いいたします。
1〜2週間後に病理検査結果がでますので、受診のご予約をお願いいたします。